人の距離を近づけるのは食事とお酒だ。

そしてもうひとつ、大事なのが空間。

先週、出張で京都へ。

店長が知り合いで行きつけのカフェに行く。

珈琲を飲むだけでははく、世間話をしにいく。

そこで「今晩、町家でご飯を食べる会があるので行こう」

ということになる。夜の予定がなかったので即決。

カフェは18時まで。閉店タイミングで一緒に自転車で移動。(京都的)

今出川通りの同志社大学に近いその場所は「518桃李庵」という。

2階建ての町家を改装してNPOと会社が入っている。

2階はオフィス専用、1階は打ち合わせ&食卓となる。

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食事会は毎週金曜日に開いている。料理人は大家さん。

ポテトサラダ、イカの煮物、ぶり大根(これが絶品)、

わかめとちりめんのおにぎり、お味噌汁。

大家さんも一緒に食べる。

家でつくったベジタリアンカレーを持ってくる人も。

常備されている日本酒の一升瓶で暖まる。

来る人は毎回3割から半分くらいが初参加らしい。

チリから来た京大留学生、男子のシンクロイベント会社

(ウォーターボーイズのような)を運営し、本人も実演している社長、

NPOにインターンで来ている学生など、ユニークな人が多い。

準備から片付けまで、少しずつ関わりながら入れ替わりで

人が20名以上。食事を終えて2回のオフィスに戻る人もいる。

食事が終わった後にお酒を飲みに来る人も。

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キッチンがあってダイニングテーブルがある。

打ち合わせもするけど、ご飯を食べられること。

シンプルな空間のつかいまわしが、パブリックとプライベートの、

会社と個人の、身内と初対面のあいだを往き来する。

この空間に、知り合い経由で500円で参加できる。

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そしてなによりもこの場所をオーガナイズする「人」がいること。

この場を計画し、毎回イベントを企画学生時代の友人は、2004年から

紹介制の町家コミュニティをはじめ、ルームシェア・シェアオフィスを

8つほど運営してきた。

ウェブでパブリックやソーシャルな概念が浸透しつつある中で

リアルで実践し、みえない資産(関係資本やソーシャルキャピタル)を

つくってきた。

家族とは別の共同体。

この町家の住人はある意味では家族的であり、会社的だ。

社長もやればイベントの企画もする。一人はまとめ役で、

もう一人は(かなりの)聞き上手。

シェアオフィスをして利益を生みながら、シェアハウスもしている。

遊びも交流もひとつの場所に取り入れる日常がある。

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興味がある方はぜひ一度。