"どんな学問や仕事を選ぶにしても「努力することそれ自体が楽しい」ことを基準にして下さい。"

困難な時代を生きる君たちへ (内田樹の研究室)

上達は愉しい、ということを学問や仕事で早いうちに経験すること。

"クリス・アンダーソンの言に従うのであれば、電子デヴァイスが可能にした新たな機能は、「物語」をよりよく語ることに奉仕すべきものであるはずで、情報をただ上積みしていくためにあるものではないはずだ。電子デヴァイスは、いったいどんな「ストーリー」をぼくらに提供してくれるのか。問うべきは、そこだ。新しいメディアは、ぼくらに新しいストーリーを提供することができるのか。"

電子デヴァイスは、新しい「ストーリー」を生むか – 読むが変わる【1】 from 『WIRED』VOL.2 « WIRED.jp 世界最強の「テクノ」ジャーナリズム

いまこその物語、ストーリーテリングのための問い。

"文章でストーリーを読むこと。電子だろうが紙だろうが海外雑誌の魅力はいまなおここにある。アプリのインターフェイスやインタラクティヴな機能がいくらカッコよくても雑誌を買い続ける動機にはならない。あるストーリーを「読む」価値があると思うからお金を払うのだ。少なくともぼくはそうだ。面白いテキストに出会う満足感は、動画や音を通して得られるそれとはまったく異なる。「聴く」や「観る」と比べて「読む」というのは際立って能動的な行為だ。そして、ときに、それはスピードという点においても動画や音を凌駕する。1時間のインタヴューを理解するのに、「観る」のと「読む」のではどっちが速いかを考えてみればいい。テキストは容量に対するスピードという点で、いまだに(いまこそ)多くのメリットをもっている。

残念ながら日本では、こうしたストーリーにお目にかかる機会がめっきり少なくなってしまった。雑誌も本も「物語」ではなく「情報」を扱うメディアになってしまったからだ。雑誌だけではない。ある時期から、あらゆるメディアがひたすらカタログ化の一途をたどった。そして、ほどなくインターネットが到来し、それはいとも簡単に駆逐されようとしている。"

電子デヴァイスは、新しい「ストーリー」を生むか – 読むが変わる【1】 from 『WIRED』VOL.2 « WIRED.jp 世界最強の「テクノ」ジャーナリズム

Kindle touch3G、来る (Taken with instagram)

Kindle touch3G、来る (Taken with instagram)

人の距離を近づけるのは食事とお酒だ。

そしてもうひとつ、大事なのが空間。

先週、出張で京都へ。

店長が知り合いで行きつけのカフェに行く。

珈琲を飲むだけでははく、世間話をしにいく。

そこで「今晩、町家でご飯を食べる会があるので行こう」

ということになる。夜の予定がなかったので即決。

カフェは18時まで。閉店タイミングで一緒に自転車で移動。(京都的)

今出川通りの同志社大学に近いその場所は「518桃李庵」という。

2階建ての町家を改装してNPOと会社が入っている。

2階はオフィス専用、1階は打ち合わせ&食卓となる。

・・・

食事会は毎週金曜日に開いている。料理人は大家さん。

ポテトサラダ、イカの煮物、ぶり大根(これが絶品)、

わかめとちりめんのおにぎり、お味噌汁。

大家さんも一緒に食べる。

家でつくったベジタリアンカレーを持ってくる人も。

常備されている日本酒の一升瓶で暖まる。

来る人は毎回3割から半分くらいが初参加らしい。

チリから来た京大留学生、男子のシンクロイベント会社

(ウォーターボーイズのような)を運営し、本人も実演している社長、

NPOにインターンで来ている学生など、ユニークな人が多い。

準備から片付けまで、少しずつ関わりながら入れ替わりで

人が20名以上。食事を終えて2回のオフィスに戻る人もいる。

食事が終わった後にお酒を飲みに来る人も。

・・・

キッチンがあってダイニングテーブルがある。

打ち合わせもするけど、ご飯を食べられること。

シンプルな空間のつかいまわしが、パブリックとプライベートの、

会社と個人の、身内と初対面のあいだを往き来する。

この空間に、知り合い経由で500円で参加できる。

・・・

そしてなによりもこの場所をオーガナイズする「人」がいること。

この場を計画し、毎回イベントを企画学生時代の友人は、2004年から

紹介制の町家コミュニティをはじめ、ルームシェア・シェアオフィスを

8つほど運営してきた。

ウェブでパブリックやソーシャルな概念が浸透しつつある中で

リアルで実践し、みえない資産(関係資本やソーシャルキャピタル)を

つくってきた。

家族とは別の共同体。

この町家の住人はある意味では家族的であり、会社的だ。

社長もやればイベントの企画もする。一人はまとめ役で、

もう一人は(かなりの)聞き上手。

シェアオフィスをして利益を生みながら、シェアハウスもしている。

遊びも交流もひとつの場所に取り入れる日常がある。

・・・

興味がある方はぜひ一度。

"

「学ぶ態度」をもつことは、意外に難しい。

出来上がった気になっている自分の思考に溺れるからだ。

この、「嫌なことから、人は学ぶ。」を私たちの日々の仕事や、

家庭生活に置き換えると、その誠にビンゴ〜な視点に顎が落ちるはずだ。

楽な仕事はない。というが、流してしまう仕事のなんと多いことか

"

桑原茂一Diary: Diary-T 0024 嫌いなことから、人は学ぶ

先日、神奈川の公立高校の1年生に、仕事の話をテーマに授業をした。

人前で話す機会はあるが、自分がまさか学校の教壇に立つとは

思っていなかった。

16歳を相手に話す。何を話すべきかを考え、レジュメは用意したが

当日は相手の反応を見ながら。

出版というテーマ以前に、そもそも社会人の話を聞く機会が

16歳で与えられているのは幸運だと思う。

授業に前にあいさつに来た民間企業出身の校長先生は

「大人の背中を見る機会が減った」と言っていた。

・・・

当時の16歳の自分に戻ったら何を聴きたかったか?

「人より時間をかけたことは、いつか誰かの役に立てる」

「読書は愉しい。動機は何でもいいからとにかく読む」

「好きを掘る、広げる。異常なほど好きで、できないと悔しいと思えることを」

の3つくらい。どれもひとりの(個人の)話だ。

あとは「高校時代に一人でも一生モノの良い仲間と出会うこと」。

(毎年必ず会って1年を振り返る高校時代の友人の話をした)

・・・

当日の僕は、日々部活と男友達でつるむばかりで

大学どころか将来なんてほとんど考えていなかった。

浪人して予備校の先生からたくさんの魅力的な本を

薦められるようになった。

鷲田清一、小林秀雄、吉本隆明。よくわからないけれど

魅力的な本とたくさん出会って本屋に行く楽しみが増えた。

「新書を100冊も読んでない人は大学に行かなくてもいい」

と英語の先生に言われて鵜呑みした。(90冊くらいまでは読んだ)

小論文の授業が面白くてたくさんの文章を書いた。

・・・

反応があったのは、読書をRPGのメタファーで話した点と

仕事は(大人は)愉しいということ。

驚いたことは教室25人のうち2割が村上春樹を読んでいたこと。

・・・

仕事に興味を持って参加してくれた高校生の目は輝いていた。

先生という仕事は、このエネルギーを秘めた生徒たちと

一定の時間向き合う。大変だけれど、魅力的な仕事だ。

教室の一番後ろで頷いて、真剣にメモを取っていた先生がいた。

こういう先生なら、いろんな本の話ができるかもしれない。

こういう機会をいただくといつも、教えられる方が多い。

wacul:

Future of the Book

デザインコンサルタント会社、IDEOが書籍の未来を提示したコンセプト動画。

Nelson : 既存の読書体験を超えたインサイトの追求

Coupland : 書籍のレコメンド体験の追求

Alice : 読者と書籍のインタラクションの追求

の3領域から成る。

"

 僕は多くの人の支援によって生かされるほどの人間だろうか、それだけ社会に贈り物をできているだろうか。

 IDEA HACKS!2.0は、この問いに対する今この時点での僕の答えでもあります。

"

仕事が、そして人生が豊かになるハック2.0 | Bloom Cafe ブルームカフェ

"今の二十歳の人に言いたいことは、今の考えのままで間違えじゃないんだからいいんじゃねえか、ってこと。
こうやって世の中が弱ってきて、大人はアレコレ言うけれど、君らのことを思いやって言ってるわけじゃないんだから。思い通りにしようと思ってるだけなんだから。
けれどそれに従った人は会社に入ってもフリーになっても伸びないよ。「こいつにはなんかある」って思わせるのは結局そういう部分じゃん。
人の能力というのはそういうことで、考え方とかイメージの大きさなんだと思う。"

「二十歳の君へ」より、リリーフランキー談。 (via uttsuu)

もし従って振り回されても、自らの勘違いで突き進んでも「結果は同じ」だとしたら。

「(君がそう選んだなら)それは正しい」と言って、ずっとつき合ってくれる大人こそ信用できる。20歳から10年経ったからこそ、そう思えるんだけど。